ノンシリコン?アミノ酸?よく耳にする○○シャンプーについて解説します

■目次

    1. ノンシリコンシャンプー
    2. ボタニカルシャンプー
    3. アミノ酸シャンプー
    4. 弱酸性シャンプー

ノンシリコンシャンプー

ノンシリコンシャンプーとは

ノンシリコンシャンプーとは、髪に潤いを与えるオイル類の「シリコーンオイル」が配合されていないシャンプー、という意味です。

シリコーンオイルとは、石油から作られるオイルで、シャンプー、リンス、ハンドクリームなど、様々な化粧品やヘアケア製品に配合されるオイルです。

シリコーンオイルの具体的成分名

ジメチコン
シクロメチコン
シクロペンタシロキサン
アモジメチコン

などです。

シリコーンオイルはシリコンとは別物

まず触れておかなくてはいけないのは、シリコーンオイルは「合成樹脂のシリコン」や「合成ゴムのシリコン」とは全く別物だということです。

シリコーンオイルが「毛穴に詰まる」「肌にフタをする」などの誤った認識は、全て「合成樹脂」や「合成ゴム」のシリコンと混同していることにより起こることと思われます。

シリコーンオイルとは、あくまで「油の一種」であって、毛穴に詰まったり、肌にフタをしたりすることはありません。

合成樹脂や合成ゴムのシリコンと名前が同じなのは多分、原料が同じケイ素(Si)であるからだと思われます。

シリコーンオイルは何のために配合される?

シリコーンオイルは、髪や肌をオイルで覆います。

それにより
①肌や髪の水分蒸発を防ぎ、保湿します。
②外気から髪や肌を守ります。
③髪や肌をツルツル&サラサラにして手触りを良くします。

特に大きい効果は③で、これはシリコーンオイルのみが持つ特徴で、この素晴らしい感触は、他の成分には真似ができません。

髪や肌に艶を出し、手触りを良くするには、シリコーンオイルを上回る成分はありません。よって、安いシャンプーにはほぼ100%に近い確率で配合されています。

シリコーンオイルの長所

シリコーンオイルの特徴

①オイルなのにべとつかない
②オイルなのに「酸化しない」つまり「老化しない」ということ
③どんな成分とも化学反応を起こさない

べとつかないので、保湿しつつサラサラの髪や肌が楽しめます。肌が老化する心配もありません。

シリコーンオイルはなぜ嫌われるのか

では、こんなに良いことづくしのシリコーンオイルがなぜ嫌われるのか?

毒性、蓄積性が疑われているからです

そう、あくまで「疑われている」であって、悪いとはハッキリしていません。

③に述べたとおり、シリコーンオイルの安定性は抜群で、何の成分に接触しても化学反応しません。よって、理論的には「飲んでしまっても無害」であるはずなのです

それを根拠に「シリコーンオイルは無害です」と言い切って、高級シャンプーや高級化粧品に配合するメーカーもあります。

シリコーンオイルの毒性が疑われる理由

では、なぜ疑われるのか?

昭和40~50年代から、石鹸製品に変わり「安い化学物質+化学香料+タール色素」の

安くて
いい香りで
色鮮やか な 化学合成シャンプーが市場を席巻します

これらのシャンプーは、厚生省の基準を守っていれば「理論的に安全」なはずでした。

ところが「理論的に安全」であるはずの化学物質を大量に使ったこれらのシャンプーボディソープで、髪や肌を傷めた人たちがたくさん出ました。

その人達が、化学物質を一切使っていないシンプルなシャンプーや石鹸などに変えると、傷んだ髪や肌が回復する例が続出したのです。

湿疹が治った、かゆみがなくなった、フケがでなくなった、吹き出物が治った、乾燥肌が治った、などです。

その化学物質の代表格のひとつが「シリコーンオイル」なのです。

シリコーンオイルは今のところグレー

厚生労働省がお墨付きを与えていても、化学物質が髪や肌にダメージを与えたことは、もはや明白です。

しかし、肌や髪にダメージを与えた化学物質に、シリコーンオイルが含まれるかはハッキリしていません。

よって、くせ毛.netでは、今のところ疑いが晴れていない「シリコーンオイル」が配合されたシャンプーは、推奨しません。(トリートメントは頭皮に付かない限りにおいて推奨します)

ボタニカルシャンプー

ボタニカルシャンプーとは

「ボタニカル」とは「植物の」という意味です。つまりボタニカルシャンプーとは、植物の原料で作られたシャンプーということになります。

しかし、全ての原料を植物から得ることは不可能です。では、どの原料に植物を使えば「ボタニカルシャンプー」なのでしょうか。

実は「決まっていない」これが答えになります。

基準はメーカーによってバラバラのようです。
といいますか、そもそもシャンプーの原料って、植物と石油でほとんど占められています。

よって、植物原料ってそもそも「当たり前」なのでは・・・と思ってしまいます。

ボタニカル(植物)は本当に優れた原料・・・?

それ以前に、本当に植物原料で占められたシャンプーがより優れたシャンプーなのか・・・?

コラーゲン、セラミド、プラセンタといった高級原料は、多くが動物原料です。それに銀などのミネラルも高級で良い原料です。

私個人としては、動物原料やミネラルが配合されている方が、植物原料だけのシャンプーより良いシャンプーだと思います。

つまり「ボタニカルシャンプー」とは、植物原料は他の原料より「自然」「安全」で良いものだという一般的な思い込みを逆手にとって商売に利用したシャンプーと言えます。

さらには、ボタニカルを謳いながら、シリコーンオイルや陽イオン界面活性剤などの石油系化学物質てんこ盛りのシャンプーやトリートメントも散見されます。

そう、基準のないボタニカルの世界は何でもアリなのです。

シャンプーにボタニカルは無意味

ハッキリ言います。
シャンプーにボタニカルは全く意味がありません

よって、くせ毛.netでは、「ボタニカルシャンプー」という表示は意味のないものと考えて無視します。

くせ毛.net おすすめアミノ酸シャンプー 

アミノ酸シャンプー

アミノ酸シャンプーとは

アミノ酸シャンプーとは、洗浄成分の主成分が「アミノ酸原料」で構成されているシャンプーです。

シャンプーの液体全体が「アミノ酸原料」だと誤解されている方がたくさんいらっしゃいますが、そんなことはありません。

シャンプーの液体には「洗浄成分の主成分」の他に、その他の洗浄成分、保湿剤、発泡剤、○○剤・・・など、たくさんの成分が入っています。

その中で、あくまで洗浄成分の主成分のみ、それが「アミノ酸原料」なら全て、アミノ酸シャンプーと呼ばれます。

出回っているシャンプーのほとんどは高級アルコールシャンプーである

シャンプー洗浄成分の主成分は主に
高級アルコール
②石鹸
③アミノ酸
の3つに分けられます。(他にもありますが少ないため割愛)

スーパー、ドラッグストアなど量販店で一般的に売られているシャンプーはほとんど「高級アルコール」主成分のシャンプーです。

なぜ高級アルコールのシャンプーが量販店の売り場を占めているかと言うと「安い」「洗った直後の感触がいい」最も売れるシャンプーだからです。

しかし、高級アルコールシャンプーは、傷んだ髪の応急手当は得意ですが、元から改善することができません。

つまり、高級アルコールシャンプーを使うことは、傷んだ髪を治すことなく応急手当を毎日繰り返していることになります。

傷んだ髪を元から改善するには、頭皮を改善することが必要ですが、高級アルコールシャンプーは逆に頭皮を悪化させます。

つまり、高級アルコールシャンプーを使うと、応急手当てを繰り返しつつ、長期的には頭皮も髪の毛も徐々に傷みが進行するのです。

多くの人がシャンプージプシーになる理由は・・・

スーパー、ドラッグストアでシャンプーを買う皆さんがシャンプージプシーする理由がここにあります。

スーパー、ドラッグストアでは、どのシャンプーも主原料が同じ高級アルコールなので、何を買っても結果が同じなのです。

そして、スーパー、ドラッグストアで満足するシャンプーが見つからず、散々シャンプージプシーした挙句、口コミでたどり着くのが「アミノ酸シャンプー」です。

でも、主成分が高級アルコールでないシャンプーには「石鹸シャンプー」もありますよね。なぜ石鹸シャンプーにたどり着かないのかというと

体を洗う固形石鹸のイメージが強くて「最初から選択肢にない」
②洗い上がりの感触が高級アルコールシャンプーより悪い(応急手当が不得意)

からです。

アミノ酸シャンプーは美容に最適

アミノ酸シャンプーの特徴は

①洗い上がりの感触が高級アルコールより良い
②高級アルコールのようなバリバリの化学物質ではなく安全性高い
③値段が高い

アミノ酸シャンプーは値段が高いので、高級アルコールシャンプーより売れません。

よってスーパーやドラッグストアなど量販店の棚を確保できず、東急ハンズやLoft、健康ショップ、通信販売などで売られています。

とはいえ、安全性が高くて洗い上がりの感触も良いわけですから、美容には最適なシャンプーと言えます。

よって、くせ毛.netでは、アミノ酸洗浄成分を主成分とした「アミノ酸シャンプー」を、推奨しています。

弱酸性シャンプー

髪も肌も弱酸性

小学生の頃、リトマス試験紙で「赤に染まったら酸性」「青に染まったらアルカリ性」という実験をされた方も多いと思います。

そして「弱酸性のメリット」「弱酸性のビオレ」など、弱酸性を売りにする洗浄剤があります。なぜ弱酸性が売りになるのか?

それは、髪も頭皮も肌も、弱酸性だからです。

シャンプーを髪や肌と同じ弱酸性に調整することで「刺激」をなくして「肌に優しい・髪に優しい」を売りにしているのです。

ボディソープはアルカリ性の方がいい

では、洗浄剤は弱酸性に調整しなければ、もともと何性なのか?酸性?アルカリ性?

答えはアルカリ性です。そして「刺激」とは、アルカリが弱酸性の肌を溶かすことを指します。

では、アルカリが肌を溶かす「刺激」があるのは悪いことなのでしょうか?そんなことはありません

肌は、古い角質が溜まると汚れます。その古い角質を溶かす役割を担うのがアルカリなのです。

つまり、アルカリ性が肌を溶かす性質「刺激」は本来、洗浄剤に必要なものなのです。よって、体を洗う石鹸やボディソープは、弱酸性でなく、アルカリ性をおすすめします

シャンプーはアルカリ性でも弱酸性でもいい

では、シャンプーはアルカリ性の「刺激」は必要か?
答えは「アルカリ性である必要ない」です。

シャンプーは「髪の毛」「頭皮」の2つを洗うものなので、アルカリ性が「髪の毛にとって必要か」「頭皮にとって必要か」の2点についてご説明します。

①髪の毛にアルカリ性の刺激は必要ない

実は、髪の毛は「生きていません」
よって、代謝が行われていないので、垢や古い角質などが出ません

よって、何も溶かす必要がありません。

逆に、髪の毛がアルカリ性に傾くと、キューティクルが開いて、髪がゴワついて指通りが悪くなり、艶もなくなります。

リンスは、シャンプーによってアルカリ性に傾いた髪の毛を、弱酸性に戻して、キューティクルを閉じて、ゆび通りを良くするためにあります。

ですから、髪の毛にとってシャンプーはアルカリ性である必要はありません。では、頭皮にとっては?

②頭皮にアルカリ性の刺激は必要ない

頭皮は代謝しているので、角質が出ます。しかし頭皮は肌のターンオーバーが速いのか、古い角質はすぐにはがれてフケとなり、古い角質として肌に溜まることがありません。

つまり、わざわざ溶かさなくてもフケとなってはがれていくのです

よって、頭皮にとっても、シャンプーがアルカリ性である必要はないのです。

では、シャンプーは弱酸性の方がいいのか?
答えは「弱酸性である必要もない」です。

アルカリ性は、頭皮や肌の角質を溶かします。
この作用は無くてもかまいませんが、あっても邪魔にはなりません。
よって、アルカリ性である必要はないが、弱酸性にこだわる必要もありません。

くせ毛.netでは
ボディーソープ=アルカリ性を推奨。弱酸性は推奨しない。
シャンプー=弱酸性、アルカリ性どっちでもよい。わざわざ弱酸性を選ぶ必要はない。

とします。

くせ毛.net おすすめノンシリコン・アミノ酸シャンプー