くせ毛におすすめの日焼け止め(UV)

2018/1/25 やすっち初の著書、発売!
自分でできる頭皮マッサージ



くせ毛改善施術のご予約はこちらから

公式LINE@からもご予約可能です。

■目次

  1. 日焼け止めとはどんなものか
  2. 日焼け止めの「SPF30 PA++」って何?
  3. 日焼け止めを使うのは夏だけ?
  4. 日焼け止めの成分
  5. 日焼け止めを塗る 以外の方法
  6. くせ毛.netが自信をもっておすすめする日焼け止め

日焼け止めとはどんなものか

日焼け止めとは「紫外線の防止剤である」

日焼け止めって、何が入っているの?
日焼け止めって、何の成分が、どうやって日焼けを止めるの?
そもそも日焼け止めって何??

そんな内容から、まずご説明したいと思います。

まず、日焼けは太陽光線の中でも、目に見えない「紫外線」で起こります。よって、日焼け止めとは「紫外線の防止剤」ということになります。

紫外線には3種類ある

紫外線には、以下の3種類があります。

①UV-A(波長 315–380 nm)

紫外線UV-Aは、肌の2層目にある「真皮」に到達します。
真皮にはコラーゲンがたくさんありますが、真皮に到達したUV-Aは、コラーゲンを破壊します。

真皮のコラーゲンが破壊されて減少すると、肌の張りがなくなり、たるみます。

よって、日焼け止めには、紫外線UV-Aを防ぐ成分が入っています。

出典:http://www.ci-labo.com/

②UV-B(波長 280–315 nm)

紫外線UV-Bは、UV-Aよりやや短い紫外線で、肌の1層目にある「表皮」に到達します。

表皮には、シミの元になるメラニン色素があくさんあります。このメラニン色素が、表皮に到達したUV-Bに対する防御反応をとることよってメラニンを生成し、日焼けします。

つまり、私たちが認識している「日焼け」は、このUV-Bで起こります。

また、このUV-Bによるメラニン生成は日焼けだけでなく、シミの原因となります。

よって、日焼け止めには、紫外線UV-Bを防ぐ成分が配合されています。

出典:http://www.ci-labo.com/

③UV-C(波長 200–280 nm)

UV-Bよりさらに短い紫外線で、通常はオゾン層にさえぎられているため、地表に到達しません。

しかし近年、オゾン層の破壊により地表に到達するUV-Cが現れています。

UV-Cは殺菌力が強く、生体に対する破壊性が最も強いです。よって、ガン発生その他、人体への悪影響が懸念されています。

日焼け止めには通常、紫外線UV-Cを防ぐ成分は配合されていません。

よって、日焼け止めとは、紫外線「UV-A」「UV-B」の防止剤ということになります。

 

日焼け止めの「SPF30 PA++」って何?

日焼け止めの表示に「SPF50 PA++++」などと書いてありますよね。あれは「どのくらい強い日焼け止めか」が表記されています。

あくまでも、日焼け止めの強さを表記しているのであって、数値が高いから優秀な日焼け止め、という訳ではありません

用途に合った日焼け止めを選ぶことが大事です。
では、「SPF50 PA++++」の見方をご説明します。

出典:http://jp.rohto.com/

SPFとは

紫外線には「UV-A」「UV-B」「UV-C」の3種類あるとご説明しました。SPFとはその3つのうち「UV-B」に対する防御の強さを表します。

SPFは「Sun Protection Factor」の略で、日本語で言うと「日焼けを止める成分」みたいな感じでしょうか。

SPF50とは、50時間日焼け止め効果が継続する、という意味ではありません。この50は「50倍」という意味です。では、何の50倍?

日焼けするまでの時間は人それぞれで、だいたい10~30分の間と言われています。よって、同じ紫外線で10分で日焼けしてしまう人と、30分まで日焼けしない人がいるわけです。

この50倍は「日焼けするまでの時間を50倍延長できる」ということなのです。

10分で日焼けする人は 10×50=500分
500分、つまり8時間20分効果が持続する、ということになります。

30分で日焼けする人は 30×50=1500分
1500分、つまり25時間効果が持続する、ということになります。

この持続時間は大体の目安です。
紫外線の強さで時間は変わりますし、日焼け止めが、汗で流れたり、手や顔を洗ったりして流れたりすると、効果がなくなったりします。

UV-Bは窓ガラスを通れませんので、室内にいる間は日焼けの心配がありません。よってSPF数値は室内では関係ないことになります。

PAとは

PAとは3種類ある紫外線のうち「UV-A」に対する防御の強さを表します。

PAは「Protection Grade of UVA」の略で、日本語で言うと「UV-Aを防ぐ強さ」みたいな感じでしょうか。

PA++++とは、UV-Aを防ぐ強さが「++++」という意味です。

PAには
+
++
+++
++++
の4ランクあり、+が多いほど、UV-Aに対する防御力が強いということになります。

ではSPFとPAはどのくらいの強さを選べばいいのか

SPF、PAともに、効果が強いものは、肌への負担も大きいです。よって、用途に合わせて「なるべく効果が弱いもの」を選びましょう。


天然成分100%のUVクリーム【MAM&BABY】

日焼止めを使うのは夏だけでいいのか?
本当に紫外線が強いのは・・・

紫外線の強さを決める要因は、以下の3つです。
①季節
②天気
③時間

これを順番に解説します。

季節編:5月が特に要注意!紫外線は夏だけ防御すればいい訳ではない

皆さん、日焼け止めを塗る季節はいつですか?たいてい日焼けをする夏ですよね。確かに、日焼けを防ぐだけなら夏だけでいいでしょう。

では皆さんに質問です。
①紫外線で、肌のコラーゲンが壊れてもいいですか?
②紫外線で、シミの下になるメラニン色素が肌の下に蓄積してもいいですか?

はい、両方嫌ですよね(^^;
日焼しなくても、コラーゲンが壊れたり、メラニン色素が蓄積したりするのです。あー恐ろしい・・・

実は、紫外線は夏だけ強い訳ではありません。

出典:http://www.kanebo-cosmetics.jp/

これは、カネボウ調べです。この図を見ても分かるように、紫外線は1年中降り注いでいて、しかもコラーゲンを破壊するUV-Aは、真冬でも真夏の3分の1程度にしか減りません。

つまり、美容を考えると、紫外線対策は1年中やっておいた方がベターと言えます。

しかもUV-Aが最も強いのは5月!
5月に紫外線対策をしていないと、UV-Aでコラーゲンが破壊されて、しわやたるみが増えてしまいます!!

メラニンを生成するUV-Bも、実は8月より5月の方が多く、5月に紫外線対策をしていないと、UV-Bでシミの元が蓄積されてしまいます!!

5月は特に要注意なのです。

ちなみに、資生堂調べの図ではこうなっております。

出典:http://www.shiseidogroup.jp/

カネボウ調べとは、微妙に違いますね。図った場所、図った年によって、紫外線量が微妙に違うのだと思います。
5月が突出していたカネボウ調べに比べて、資生堂調べでは、5月は6月よりちょっと多いかな、くらいで、7月8月より少ないです。
5月が6月より多いのは、6月は雨の日が多く、雲によって紫外線が弱められているからだと思われます。
よって空梅雨といわれるような、6月に晴れが続く年の場合、5月や7月以上の紫外線対策が必要になる可能性があります。
何しろ6月には夏至があり、夏至は太陽との距離が最も近い日なので、雲さえなければ6月が最も紫外線が強いはずなのです。

天気編:曇りや雨で紫外線は減る

紫外線の強さは、季節の他に、天気にも左右されます。晴れの日を100とすると、おおよそこんな感じになります。

出典:http://www.shiseidogroup.jp/

つまり、雨の日は晴れの日ほど紫外線対策が必要ないと言えます。
また、この表の%は、雲の厚さによって変わってくるので、大体の目安として考えていただければと思います。

時間編:朝や夕方は紫外線が少ない

これは分かりやすいですね。
紫外線がある時間は当然、日の出~日の入りです。
最も紫外線が強いのが12時。
午前9時で、だいたい12時の半分で、10時、11時と強くなっていきます。
12時最強。
午後1時、2時と弱くなっていき、午後3時で、だいたい12時の半分です。
午前7時以前、午後5時以降は、紫外線がかなり細々としたものになります。
よって、紫外線対策の時間は
午前9時~午後3時の間、対策すれば、9割方カバーできる。
午前8時~午後4時の間、対策すれば、ほぼ完ぺき。
午前7時~午後5時の間、対策すれば、100%万全。
もちろん、雨が降っていれば、12時でも紫外線は午後5時より少ない時もあるので、天気と併せて考えられると良いと思います。

日焼け止めはいつ塗ればいいのか?まとめ


1年中塗らなくていい
昼間
午前9時~午後3時台=塗るべき
午前8時台&午後4時台=塗った方がベター
上記以外=塗らなくていい
雨が降っている時
4月5月6月7月8月9月=塗った方がベター
上記以外=塗らなくていい
晴れている時
5月6月7月8月=塗るべき
4月9月=塗った方がベター
1月2月3月10月11月12月=塗れば万全

日焼け止めの成分
美容によい日焼け止めを選ぼう

そもそも日焼け止めは美容に悪いものだった

そもそも日焼け止めは、美容に悪いものでした。なぜ悪いのかというと、日焼けを止める成分が美容に悪いからです。

さらに
伸びを良くするために「シリコーン」
長期間持たすために「保存料」
臭いを消すため「香料」

など、美容に良くない成分が多くの日焼け止めに山盛り入っています。

しかし、美容に悪いからと言って、日焼け止めを塗らないと、日焼けして肌が荒れてしまいます。

つまり、日焼け止めは美容に悪いが、日焼けは「日焼け止めよりさらに美容に悪い」ので、よりマシな方を選ぶ意味で、日焼け止めは存在していたわけです。

出典:http://www.ci-labo.com/

美容に悪影響がない日焼け止めの登場

しかし、美容業界の努力の結果「美容にそれほど悪くない」「美容に全く悪くない」日焼け止めが登場してきました。

そう、私たちは、「日焼け止めを正しく選択すれば」日焼けを避けて、なおかつ美容に悪影響のない生活を送れるようになったわけです。

では「美容に悪くない日焼け止め」とはどんなものか、何が違うのか、ご説明していきます。

日焼け止めの成分は二つ
「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」

日焼止めは、大きく2つに分けることができます。
「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」です。

出典:http://jp.rohto.com/

紫外線吸収剤

紫外線吸収剤は、成分が紫外線と化学反応を起こして、紫外線を熱や赤外線などに変えることによって、紫外線を防ぎます。

紫外線吸収剤A紫外線→→(化学反応)→→A以外の物質+熱or赤外線

つまり、化学反応の結果、紫外線だけでなく、紫外線吸収剤も、違う物質に変化する訳です。

紫外線吸収剤のメリット

紫外線吸収剤は、無色透明なため、白浮きがありません。
サラッとしていて良く伸びるので、塗りやすいです。
水に強く、汗で流れません。

紫外線吸収剤のデメリット

紫外線吸収剤は紫外線と化学変化を起こした段階で、違う物質に変化してしまうので、時間がたつに連れて効果がなくなっていきます。よって、こまめに塗り直す必要があります。

また「紫外線吸収剤」「紫外線吸収剤が変化した物質」ともに、美容に良くない成分であることです。

紫外線散乱剤

紫外線散乱剤は、成分が紫外線を反射することによって、紫外線を防ぎます。

紫外線散乱剤のメリット

紫外線吸収剤のように変化することがないため、効果が長時間持続します。
天然ミネラルのため、紫外線吸収剤より美容への害が少ないです。

紫外線散乱剤のデメリット

べとつきます。
美容に良くない成分です。(紫外線吸収剤よりはかなりマシ)
汗で流れやすいので、流れる度に塗り直す必要があります。
白浮きします。

白浮きは、成分をナノ化(粒子を細かくする)することで浮かないようにできます。実際に成分をナノ化した日焼け止めはたくさん出ています。

しかし、ナノ化することで、肌の表皮のバリアを突破して、肌の奥まで入り込んでしまうことがあり、美容に良くありません。

よって、くせ毛.netでは、成分がナノ化していないものを推奨します

つまり、紫外線吸収剤が最も美容に悪く、次に紫外線散乱剤が悪い、ということになります。

美容によい日焼け止め

日焼け止めの成分である「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」ともに、美容には良くない成分です。しかし、その悪影響がない日焼け止めが登場しました。

それは
①「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」を無害な物質(アミノ酸など)でコーティングする
②「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」を使わずに日焼け止めを作る

この2つの方法による日焼け止めです。

①「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」をアミノ酸でコーティングしてしまえば、肌に直接触れないので、害はほぼありません。
②「紫外線吸収剤」「紫外線散乱剤」を使わないで日焼け止めを作れば、そもそも害がありません。

日焼け止めを塗る 以外の方法でも
日焼けに対抗しよう

食べ物で日焼けに対抗する

日焼けによって肌が受けるダメージは
①表皮でメラニンを生成することによって、日焼けとシミの原因になる。
②真皮のコラーゲンが破壊されることによって、シワとたるみの原因になる。

の2つです。

よって、①に対抗するには「抗酸化作用」のある栄養素が入っている食品、②に対抗するには「ビタミンC」「ゼラチン」が入っている食品がオススメです。

実は、ほとんどの野菜果物が該当します。

ただし、柑橘類(オレンジなど)には「ソラレン」という光毒性を持った栄養素があり、紫外線に過敏に反応して肌を傷つけてしまうので、摂取後2時間は外出を避けた方がいいと思われます。

鮭、海老などオレンジ色の魚介には、強力な抗酸化作用を持つ「アスタキサンチン」が入っています。

コラーゲンはゼラチンが最も近い食べ物なのですが、他たんぱく質からも当然作られますので、魚や肉をバランスよく食べてください。

サプリメント(飲む日焼け止め)

塗る日焼け止めの他に「飲む日焼け止め」も登場していますので、有効活用をおすすめします。

飲む日焼け止め成分はおおよそ
ニュートロックスサン
「フェーンブロック」
「パイナップルセラミド」
の3つです。

特におすすめなのが「ニュートロックスサン」で、スペインの大学と会社が10年間かけて共同開発した成分です。

16歳~60歳の人を対象にした臨床実験では、ニュートロックスサンの継続摂取によって、60%の紫外線から保護された、つまり60%の紫外線をカットしたことが判明しました。

朝1回飲むだけで60%の紫外線がカットできるなら、すごく便利です。塗り直す必要も、汗で流れる心配もありません

日本でも、ニュートロックスサンを配合したサプリメントが販売されていますので、ぜひ参考にしてみてください。

ニュートロックスサン配合の飲む日焼け止めサンタンブロック購入はこちら
↓ ↓ ↓ 

くせ毛.netが自信をもっておすすめする日焼け止め

1.MAM&BABY UVミルク(紫外線吸収剤・紫外線散乱剤ともに不使用)

2.HANAオーガニック ウェアルーUV(紫外線散乱剤をコーティング)

3.雪肌ドロップ(飲む日焼け止め)

4.【サンタンブロック】(飲む日焼け止め)