くせ毛と薄毛の原因には共通点がある

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くせ毛と薄毛には共通点がある

原因は頭皮にある

くせ毛の原因は、くせ毛の原因は頭皮です でもお話しした通り、頭皮にあります。そして、薄毛の原因も頭皮にあります。

くせ毛も、薄毛も、頭皮を改善すれば治っていきます。

頭皮の構造

では、頭皮の改善を語る前に、頭皮がどんな構造かを説明しておかなくてはいけません。
「表皮」「真皮」「皮下組織」この3層が、頭皮を構成します。

表皮:表面の皮膚で、皮膚の細胞と細胞間物質(主に水分と脂分)で構成されます。栄養・有害物質含めて全ての物質は、基本的にこの表皮で遮断されて、真皮には浸透しません

真皮:頭皮の中心部ともいえる部分で、毛根・汗腺・皮脂腺など、髪と頭皮の健康に必要なものはこの部分で作られます。真皮には多くのコラーゲンがあって、コラーゲンによって毛根・汗腺・皮脂腺などが守られています。

皮下組織:皮下組織から毛細血管が真皮の毛根につながって、頭皮に必要な栄養を供給しています。

引用:予防医学のアンファー 図版参照

薄毛の原因は何か

薄毛の原因は、遺伝、AGA、老化、色々な切り口で語られますが、一言で言うと

頭皮の血行不良

です。

薄毛の治療法を解説するサイトで、何ページにも渡って薄毛の原因を語るサイトがありますが、読まなくていいです(笑)

その原因、最終的には全て血行不良に帰着するからです。
男性も女性も同じです。

よって、AGAだろうが、老化だろうが、遺伝だろうが、頭皮の血行が良くなれば、薄毛は治ると言い切れます。

ちなみに、薄毛治療薬リアップに配合されている育毛成分「ミノキシジル」は、毛細血管を無理矢理広げる薬で、つまりは「頭皮の血行不良を改善する」ことによって薄毛を治療する薬です。

100歩譲って、AGAの原因であるジヒデロテストステロンが、5αリダクターゼという還元酵素と男性ホルモンの結合によって発生するというくだりは、読んでおいていいかもしれません。

引用:予防医学のアンファー 図版参照

それは、薄毛治療薬プロペシアに配合されている育毛成分「フィナステリド」が、男性ホルモンと5αリダクターゼの結合(上記STEP1阻害することによって薄毛を治療する薬だからです。

くせ毛の原因のおさらい

くせ毛の原因は、くせ毛の原因は頭皮です でもお話しした通りですが、ここでおさらいしておきます。

くせ毛の原因は、遺伝、ストレス、ホルモンバランスの悪化、色々な切り口で語られますが、一言で言うと

①頭皮に老廃物が溜まっていること

②頭皮が硬くなっていること

の2つです。

他のくせ毛改善サイトで、何ページにも渡ってくせ毛の原因を語るサイトがありますが、読まなくていいです。読んでも意味が無いか、かなりのサイトが間違っています。

くせ毛の原因は、最終的には全て上記2つに帰着します。
男性も女性も同じです。

よって、ストレスだろうが、ホルモンバランス悪化だろうが、遺伝だろうが

①頭皮の老廃物がなくなり
②頭皮が柔らかくなれば

くせ毛は治ると言い切れます。

そもそも、くせ毛の原因=遺伝、当たり前だっちゅうの!
そんなの知らない人いないでしょう。

それをもっともらしく「くせ毛の原因は遺伝にもあるようです」などと書いてあるサイトは、読むだけ無駄です。時間がもったいないです。

そうではなくて、遺伝によって身体がどうなっているからくせ毛になるのかを、解説するのがくせ毛の専門家の使命だと思います。

くせ毛と薄毛の原因の共通点

もう一度、薄毛の原因とくせ毛の原因をまとめます。

薄毛の原因=頭皮の血行不良

くせ毛の原因=①頭皮に老廃物が溜まっていること ②頭皮が硬くなっていること

<共通点1>頭皮に老廃物が溜まると、毛細血管が圧迫されますから、血行不良になります。よって、くせ毛の原因=頭皮に老廃物が溜まることで、薄毛にもなりやすい。

<共通点2>頭皮が血行不良を起こすと、真皮のコラーゲンを作る材料が頭皮に来なくなり、コラーゲン不足によって頭皮が硬くなります。よって、薄毛の原因=頭皮の血行不良は、くせ毛にもなりやすい。くせ毛の原因=頭皮の硬化は、薄毛にもなりやすい。

そうです、薄毛の人はくせ毛になりやすく、くせ毛の人は薄毛になりやすいのです

薄毛・抜け毛・脱毛・ハゲについて

ここで、おまけとして、薄毛・抜け毛・脱毛・ハゲについて、それぞれの言葉の意味や原因などについて触れておきます。

抜け毛とは何か

抜け毛と脱毛は同じです。

脱毛とは何か

脱毛とは、毛が抜けることです。では、毛が抜けると髪が薄くなるのか?そんなことはありません。髪が抜けても、毛根が死んでいない限り、必ず髪はまた生えてきます。

そうです、髪が抜けること自体は、全く問題がないのです。脱毛で問題があるのは、以下の2つです。

①毛根が死んだので髪が抜けた
②髪の一生のサイクルが短くなって太く長く育つ前に抜けた

①は毛根自体がなくなって薄毛になり、いずれハゲになります
②は薄毛になります。細い毛ばっかりになりますから

通常②→①に移行します。
②は復活できますが、①は復活できません。

よって、②の状態の時に対策を打たなくてはいけません。

脱毛と薄毛の違い

AGAのサイトで「AGAは薄毛ではなく脱毛である」などと書いたサイトをいくつか見ました。

間違いです。

そういういい加減なサイトを読むのはやめましょう。
グーグル検索で上位にあるサイトだからと言って、だまされてはいけません。

脱毛は薄毛の原因のひとつであって、違いもへったくれもありません!
毛が抜けたから薄くなった
毛が細くなったから薄くなった

ただこれだけのことです。

「薄毛と脱毛の違い」もう一度確認します。

脱毛は薄毛の原因のひとつである

薄毛とはどんな状態か

(1)毛根が死んで髪が生えなくなる

これはまさしく、ハゲが進行している状態です。こうなると、何をやっても髪は復活しませんし、植毛さえもできません。

こうなる前に、薄毛の進行を止めなくてはいけません。

(2)1つの毛根から髪が3本→2本・1本に減る

最も健康な毛根からは3本の髪の毛が生えていますが、頭皮の健康度が損なわれる度に、2本、1本と減っていきます。

ひとつの毛穴から生えている髪の毛が3本から1本になれば、髪の量は3分の1になって、頭髪は寂しいものになります。

(3)髪が細くなる

髪の毛は、毛母細胞が分裂することにより形になり、成長していきます。要は、毛母細胞が元気であればあるほど、たくさん分裂し、髪の毛が成長する訳です。

そして、たくさん分裂するほど、髪の毛は太くなります。髪の毛が細いのは、毛母細胞が元気でないということになります。

髪の1本1本が細くなれば、当然太い髪より頭髪は寂しいものになります。

(4)髪の成長サイクルが短くなる

髪の成長サイクルは通常

「休止期」数か月
「成長期」4~6年
「退行期」2~3週間

こんな感じです。
ところが、髪の成長サイクルが短くなるとどうなるか?

「休止期」数か月
「成長期」3カ月
「退行期」2~3週間

例えば上記のようになったとすると、髪は3~4cmで成長が止まってしまいます。もちろん、まだ太くなる前ですから、細く短い髪ばかりになり、頭髪は寂しいものになります。

ハゲとはどんな状態か

これは薄毛の原因(1)の「毛根が死んで髪が生えなくなる」が進行した状態です。ある部分に髪が1本もなくなると、その部分はハゲた、ということになります。

毛根は死ぬと復活できません。
その前に、対策を打つことが大事です。

老廃物も薄毛の原因になる

年齢を経ると、髪が細くなったり薄くなったりします。この場合、毛母細胞の元気がなくなるという原因の他に、「毛穴が狭くなった」ことが考えられます。

毛穴が狭くなる原因は「くせ毛の原因は頭皮です」でも詳しく紹介していますが、老廃物(ゴミ)が毛穴を圧迫することによるものです。

毛穴が狭くなると、髪の毛は太いままでは毛穴を通ることが出来ないので、細くなります。1本1本が細いために、髪のボリュームは寂しいものになります。

高齢になるにつれて、細胞やリンパの浄化機能は弱くなり、老廃物が溜まりやすくなるのです。

なぜ毛根が弱るのか

これは、加齢によるもの、遺伝によるもの、外部の原因によるものとに分けることが出来ます。60歳を過ぎて髪の毛が抜けてくるのは、加齢により毛根が弱っているものと言えるでしょう。

遺伝によるものは、強力悪玉男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン」が原因で、どんどん髪が薄くなっていきます。

この「ジヒドロテストステロン」は、毛根に栄養を送る毛細血管に働きかけ、血行を悪くすることで髪の成長を止めてしまうというものです。

外部原因によるものですが、例えば頭の地肌に良くない化学物質を何十年と与え続けたら、毛根に何らかの影響が出ないとは言い切れません。

また、洗髪の際にすすぎが甘いと、毛穴にシャンプーや汚れが残り、毛穴を塞ぐ原因になります。30代などの若いうちに抜け毛がおこる人は、悪玉男性ホルモンがよほど強いか、特殊な病気、ストレスによるものでしょう。

毛根に良くない化学物質は、避けるに越したことはありません。とはいえ、市販のシャンプーやリンスには、よほど気を付けない限り、何らかの化学物質が入っているものを買うことになります。

なぜ化学物質が入っているかというと、腐ることを防いだり、艶を出すためだったり、よい香りを出すためだったりします。詳細はくせ毛におすすめのシャンプーで説明しています。

毛穴を塞がないようにしましょう

毛穴を塞いでしまうのは、頭の地肌にたまった老廃物(ゴミ)が毛穴を押しつぶすからです。

老廃物が地肌にたまってくると、だんだん毛穴が老廃物に押されて細くなり、それに従って髪の毛も細くなっていきます。

そして最後には毛穴を完全にふさぎ、髪の毛は出口を失い、ついには毛根が髪を生成しなくなります。

若いうちに禿げた人が、髪を移植してよみがえらせる事が出来るのは、毛穴が塞がれた後、まだ毛根が生きているうちに移植しているからです。毛根が死んだ状態では、髪を移植することはできません。

マンチェスターユナイテッドのルーニー選手が、髪の毛を移植して話題になりましたが、彼はまだ若く、毛根が元気なうちに手を施したために、髪の毛がよみがえったのです。

このように、薄毛とくせ毛はともに深い関連性があります。どちらの場合も、頭皮の老廃物を流し、地肌を健康に保つことが重要なのです。

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