くせ毛改善には、ドライヤー選びも重要です。
ドライヤーは今や、髪を乾かすだけの道具ではありません!ヘアケア用品として、素晴らしい進化を遂げています。
くせ毛改善によいドライヤーを正しく選び、使い方、乾かし方のテクニックを駆使することで、くせ毛を和らげ、改善させ、髪に艶を出すことができます。
このページに書かれていることを参考にして、ドライヤーをくせ毛改善に役立ててください。
■目次
- ドライヤーはくせ毛に役立つほど進化を遂げている
- くせ毛改善のためのドライヤーの選び方
- くせ毛.netがおすすめするドライヤー8選
- くせ毛改善のためのドライヤー乾かし方
- くせ毛改善のための広がる髪を抑えるドライヤーの使い方
ドライヤーはくせ毛改善に役立つほど進化を遂げている
進化したドライヤーはくせ毛改善の道具として使える
ドライヤーは本来、髪の毛を乾かす道具です。
しかしドライヤーは近年、髪の毛を美しく見せる機能を保持するモデルが増え、最近では、髪を美しく見せる機能に加えて、頭皮を健康にする機能をも持った意欲的なモデルが登場してきました。
これら、素晴らしい機能を持ったドライヤーを積極的に活用して、毎日のくせ毛コントロールに生かすとともに、くせ毛を治していきましょう。
ドライヤーはこうしてくせ毛改善の役に立つまでに進化した
(元々の役割)髪を乾かす
(進化その1)髪を乾かす+美しく見せる
(進化その2)髪を乾かす+美しく見せる+頭皮を健康にする
単に髪を乾かす道具から、髪を美しく見せる機能を搭載したドライヤーが登場。
その後、頭皮ケアができる機能をも搭載するドライヤーが登場までに進化しました。
その進化の過程で、主役を演じているのがマイナスイオンです。マイナスイオンドライヤーを髪に当てると、髪がしっとりしてツルツルきます。
マイナスイオンドライヤーを髪に当てると、なぜ髪がツルツルになるのか?それはキューティクルがしっかり閉じるからです。
もう一度言います。
髪にマイナスイオンを当てると、キューティクルが閉じます。
キューティクルが閉じると、髪がツルツルになって、艶が出ます。
ドライヤーの進化した機能
その他、ドライヤーによって髪が柔らかくなったり、髪にコシが出たり、様々な効果が出ます。
高級モデルでは、髪に水分を補給したり、毛穴の余分な脂を抑えるものまで登場してきました。
その他、髪の火傷を避けるドライヤー、HOTとCOLDを自動的に切り替えるドライヤー、マイナスイオンを極限まで小さくして髪への浸透を図るドライヤー、その進化はすさまじいものがあります。
まだ、髪の毛を乾かすためだけのドライヤーを使っているあなた、この機会にぜひマイナスイオンドライヤーに買い換えてみてください。使ってみると、その効果の素晴らしさに驚くはずです。
くせ毛改善のためのドライヤーの選び方
ドライヤーには、様々な種類・機能・仕様があります。何を基準にドライヤーを選んだらいいのか、それをこれからお話しします。
マイナスイオンなし/マイナスイオンあり
最も重要なポイントは、ドライヤーにマイナスイオン機能が付いているか、付いていないかです。
ドライヤーのマイナスイオンには、キューティクルを閉じる効果があります。
髪の毛は、キューティクルが開いていればゴワゴワし、キューティクルが閉じていればツルツルします。
髪の毛は、キューティクルが開いていればツヤがなく、キューティクルが閉じていればツヤが出ます。
髪がツルツルになって、ツヤが出てくると、髪はしっとりしてきます。
そして、キューティクルが閉じれば、栄養分の流出や水分蒸発が少なくなり、くせ毛が改善されます。
結論:くせ毛改善のための選び方
マイナスイオンなし < マイナスイオンあり
マイナスイオン/ナノイオン/ピコイオン
ナノイオンとは、マイナスイオンの粒子を小さくしたもので、髪の毛の中に入り込めるようにしたものです。
ピコイオンとは、マイナスイオンの粒子をナノイオンよりさらに小さくしたものです。
マイナスイオンは髪の周りに付着しますが、ナノイオンは髪の周り+髪の内部に浸透します。
ピコイオンはナノイオンの1000分の1の小ささで、ナノイオンよりさらに髪の浸透を図ったものと思われます。
髪の触感としては、マイナスイオンでも十分な質感ですが、ナノイオンの方がより良いような気がします。
ピコイオンとナノイオンでは、もはや私には触感だけでは効果の違いを感じることができません。機械を使ってデータを量れば、違いが出るのかもしれませんが・・・
結論:くせ毛改善のための選び方
マイナスイオン < ナノイオン ≦ ピコイオン
マイナスイオンの量
マイナスイオンの量は、多い方がより効果が出ると思われます。
もちろん量だけの問題ではないかもしれませんが、少ないよりは多い方がいいのは間違いありません。
1㎤あたり100万個あれば、十分なマイナスイオン量でしょう。
ただし、最近の製品は、マイナスイオン量を公表しているものが少なくなりました。もはや量より質の方が重要になってきているのかもしれません。
結論:くせ毛改善のための選び方
マイナスイオン量(小) < マイナスイオン量(大)
温度切り替え
通常は「温風」「冷風」ですが、もう一段階「温風と冷風の真ん中」が付いているドライヤーが好ましいです。
50℃~60℃で、メーカーによって「スカルプモード」「ヘアケアモード」などとネーミングされています。
60℃までが、髪のたんぱく質が全く傷まない安全な温度です。
髪を傷めず安全に乾かしたいなら、この60℃のモードで乾かせばOKです。ただし温風より髪を乾かすのに時間がかかります。
結論:くせ毛改善のための選び方
「中間の温度」なし < 「中間の温度」あり
温度切り替え自動モード
無くてもいいですが、あれば便利なモードです。
温風と冷風を交互に当てると、髪に艶が出て、髪は速く乾きます。
通常は、温風と冷風を手動で切り替えて交互に髪に当てるのですが、それが面倒な人は、自動モードが付いている機種は重宝するでしょう。
結論:くせ毛改善のための選び方
温度切り替え自動モードなし < 温度切り替え自動モードあり
風量
当然、風量が大きいほど速く乾きます。
髪が速く乾けば、時間の節約になるだけでなく、頭皮の細菌繁殖を極力減らすことができます。
結論:くせ毛改善のための選び方
風量(小) < 風量(大)
くせ毛.netが自信を持っておすすめするドライヤー8選
1位 ヒートケア60 低温ドライヤー
<特徴>
60℃の低温なのに、なぜか速く乾く!プロのモデル用に開発された、髪を傷めず美しく乾かすドライヤー。
<短評>
プロのモデルは、出番の度に繰り返し髪型を作り、その度にドライヤー熱のストレスが髪にかかります。
そんな過酷なプロのモデル用に開発されたのが、このヒートケア60低温ドライヤーです。
髪はタンパク質で出来ています。濡れた髪の毛は、60℃を超えた辺りから、「たんぱく質の変性」、つまり髪が傷んでいきます。
一度変性したたんぱく質は、元に戻りません。ゆで卵が生卵に戻らないのと同じです。
ヒートケア60低温ドライヤーは、60℃以下の温風で髪を乾かすようにできており、髪を傷めることがありません。
もちろんマイナスイオンで、髪のキューティクルを整える機能もしっかり付いています。
詳しい評価/解説はこちら→ヒートケア60低温ドライヤー
2位 ヤーマン スカルプドライヤー
7位 テスコム ビューティーコラーゲンドライヤーTCD4000
くせ毛改善のためのドライヤー乾かし方
風呂からあがったらすぐにドライヤーで乾かす
頭皮の細菌は、洗髪が終わってからすぐに繁殖し始めます。
頭皮が湿っている時間が長ければ長いほど、細菌は繁殖し、頭皮のかゆみ、フケ、湿疹の原因となり、頭皮環境が悪化して、くせ毛悪化の原因になります。
できれば、風呂から出る直前に、髪(頭皮)を再度すすいでから風呂を出て、すぐにドライヤーで乾かすのがベストです。
とにかく風呂から出たら、すぐにドライヤーで髪を乾かしましょう。
湿り気を残さずドライヤーで完璧に乾かす
髪も頭皮も、湿気を一切残さず、完璧に乾かしましょう。
髪に湿気が残っていれば、くせ毛が強く出て、キューティクルは開いて髪の手触りが悪くなります。
頭皮に湿気が残っていれば、常在細菌が繁殖して、頭皮にかゆみ、フケ、湿疹が出る原因になります。
頭皮環境が悪化すれば、くせ毛も悪化します。
温風だけでは、なかなか乾きません。冷風と「温風と冷風の真ん中」を併用すれば、完璧に乾かすことができます。
ドライヤーの温風と冷風を交互に当てる
温風で乾かし、冷風でキューティクルを閉じます。よって、温風と冷風を交互に当てれば、髪は綺麗に速く乾かすことができます。
キューティクルが閉じれば、髪の内部の水分の蒸発を防ぐことができます。
キューティクルが閉じれば、髪にツヤが出ます。
髪の傷みが激しい部分は、キューティクルがはげていたりして、なかなか乾きませんが、根気よく冷風や「温風と冷風の真ん中」を使うと、綺麗に乾かすことができます。
ドライヤーの温風で髪が火傷しないように注意する
髪を速く乾かそうとして、温風を当て続けると、髪が思わぬ高温になっていることがあります。
髪の毛は、ケラチンというたんぱく質で出来ています。
生卵が高温になるとゆで卵や目玉焼きになるのを見てもわかるとおり、たんぱく質は高温で変性します。
そして、変性したら二度と元には戻りません。
濡れた髪の毛は、おおよそ60℃位から変性が始まると言われています。
つまり、髪に温風を当て続けて、髪の温度が60℃を越えてしまうと、髪の毛が「火傷状態」になる可能性があります。
ドライヤーの温風で、髪が火傷状態にならないようにしましょう。
くせ毛改善のための広がる髪を抑えるドライヤーの使い方
ドライヤーの冷風を当てる
髪に冷風を当てると、髪のキューティクルが閉じます。
キューティクルが閉じると、髪がツルツルになって、広がりがおさまります。
マイナスイオンモードを弱風で当てる
髪にマイナスイオン(ナノイオン・ピコイオン)を当てると、髪のキューティクルが閉じます。
キューティクルが閉じると、髪がツルツルになって、広がりがおさまります。
頭のサイドにドライヤーを真上から当てる
サイド側の髪に、上からドライヤーを当てると、横に広がった髪がおさまります。
くせ毛をドライヤーなしで伸ばす方法
外出先でドライヤーが使えない場合
①くせが強い部分の頭皮を揉む(100回くらい)
②くせが強い部分の髪を指で挟んで伸ばす(10回くらい)
①→②を繰り返すことで、くせ毛が伸びて改善していきます。
※この方法は、結構時間がかかります。根気よく続けましょう。
くせ毛が強い部分の頭皮を揉む
指を頭皮に立てて、グッと押し、そのまま上下左右に揺らして揉みます。
くせ毛が強い部分の髪の毛を指で挟んで伸ばす
髪の根元を指で挟み、挟んだまま外側に伸ばします。