くせ毛におすすめのコンディショナー/リンス/トリートメント

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リンスとは

リンスの役割

くせ毛のみなさん、リンスを栄養補給するためのものと思い込んでいませんか?リンスはそんなことのためにあるのではありません!

もちろん栄養補給もするリンスが大半ですが、それは主目的ではありません。髪をコーティングするためでもありません。

ではそもそもリンスとは、何のためにあるのでしょうか。それは・・・髪の毛のph値(ペーハーチ)を整えるためです。

ph値とは

小学生のころ、リトマス試験紙に液体を垂らして、になったら酸性、になったらアルカリ性、そんな実験をしたことはありますよね?

ph値とは、その酸性、アルカリ性の値を言います。

髪の毛のph値は

髪の毛を含めた人間の身体は弱酸性です。そして、ほとんどのシャンプーや石鹸はアルカリ性で出来ていました。

つまり、洗った後、弱酸性の身体はアルカリ性に染まります。アルカリ性に染まった身体は、自力で弱酸性に戻していきます。

ですから、石鹸やボディーソープで体を洗った後、ph値を戻すためにリンスをする必要がありません。

ところが、髪の毛には自力で弱酸性に戻す力がないのです。よって、酸性で出来たリンスを使って中和することによって、弱酸性に戻しているのです。

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髪の毛がアルカリ性のままだと
なぜいけないのか

石鹸で髪の毛を洗った直後、キシキシ、ゴワゴワしませんか?あのキシキシ、ゴワゴワは、髪の毛がアルカリ性に傾いているからなのです。

ではなぜ、アルカリ性に傾くとキシキシ、ゴワゴワするのか。それは、髪の毛はアルカリ性に傾くと、キューティクルが開くからなのです。

キューティクルは、髪の毛のうろこのようなもので、通常は閉じていて、外側からのダメージから髪の毛を守り、内側の栄養が流れ出ないように髪の毛を守っています。

さらに閉じていることで表面がツルツルになり、艶が出るのです。

髪の毛がアルカリ性に傾き、キューティクルが開くことによって
○紫外線など外側からのダメージを受ける
○内側の栄養が外に流れ出る
○表面が毛羽立って艶がなくなる

以上の理由により、髪が傷み、パサつき、艶がなくなるのです

実は今のシャンプーはほとんどが弱酸性

ところが、今のシャンプーはほとんどが弱酸性です。これはどういうことなのでしょうか?

洗浄成分は「界面活性剤」と呼ばれていますが、もともと界面活性剤は石鹸を指していました。

石鹸で作られたシャンプーはアルカリ性ですから、リンスで弱酸性に戻す必要があります。

しかし、石鹸系シャンプーの後に登場した「高級アルコール系」「アミノ酸系」は、必ずしもアルカリ性である必要がありません

よって、身体のph値に合わせた弱酸性のシャンプーが次々に開発され、現在では石鹸系シャンプー以外は全て弱酸性になったのです。

シャンプーが弱酸性なら、リンスは必要ない、ということになります。

リンスは不要になったが・・・

石鹸系シャンプー以外は、リンスが不要になりました。よってシャンプーだけで済むようになりました~チャンチャン♪

こうなると、メーカーはリンスが売れなくなって困りますよね。売り上げ半分になってしまいます。

そこでリンスの代わりに登場したのが、コンディショナーです。

コンディショナーとは

コンディショナーの役割

コンディショナーには、当然ph値を整える役割はありません。コンディショナーの役割は「髪の補修」「栄養補給」です。

つまりコンディショナーは、トリートメントと同じことをしているのです。

シャンプー、コンディショナー、トリートメントがセットになったシリーズをよく見かけますが、トリートメントを2回やっているのと同じことになります。

それなら、コンディショナーの成分を充実させれば済む話ですが、メーカーが儲けるためにコンディショナーとトリートメントを分けているとしか考えられません。

トリートメントとは

コンディショナの欄でお話しした通り、やっていることはコンディショナーと同じです。

しかしコンディショナーよりドロっとしている傾向にはあります。

コンディショナーより水分を減らしているか、キタンサンガム等の粘度を出す成分を配合して、ドロッとさせているものと思われます。

なぜドロッとさせるのか。
それは「コンディショナーより成分が濃い」と思ってもらうためだと推定します。

正直、トリートメントとコンディショナーは同じなので、使うのは、どちらかでいいと思います。

コンディショナー/リンス/トリートメントもシャンプーと同じく大事なのは原料

では、どんなコンディショナー/リンス/トリートメントがくせ毛に良いのでしょうか。それは

①頭皮に悪い原料が入っていない
②頭皮と髪に良い原料が入っている

です。

最も大事なポイントは、頭皮に悪い化学物質が入っていないことです。

その化学物質で、一時的に髪に艶が出たとしても、一時的にいい匂いがしたとしても、だまされてはいけません!

化学物質で頭皮が悪化すれば、頭皮は老化し、くせ毛は強くなり、白髪が増え髪が減り、髪だけではなくや首筋までが老化したりします。

次に「頭皮にいい成分が入っている」分かりやすいのは○○エキス、○○オイルなどと表示されている成分で、これらは間違いなく頭皮を良化させるために配合されている成分です。

シャンプーはコンディショナー/リンスとセットで

コンディショナー/リンス/トリートメントは必ずシャンプーと一緒に開発されているので、トータルで考える必要があります。

シャンプーの弱点をコンディショナー/リンス/トリートメントが補っているので、できれば同じ製品をセットで購入しましょう。

シャンプーとコンディショナー/リンス/トリートメントをバラバラで買うと、ある成分は重複し、ある成分は無く弱点が補われない、ということになりかねません。

コンディショナー/リンス/トリートメントがないシャンプーは自由な組み合わせで

シャンプーだけで完結し、コンディショナー/リンス/トリートメントがない製品があります。

そういうシャンプーは、基本的にコンディショナー/リンス/トリートメントは必要ないのですが、ダメージヘア-の場合、シャンプーだけでは物足りない場合があります。

そういう場合は、他製品のコンディショナー/リンスorトリートメントを自由に組み合わせて使っても問題ありません。

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