くせ毛のお手入れ方法(治療初期)

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くせ毛のお手入れ方法(治療初期)

くせ毛の治療は数年間かかります。では、治るまで綺麗な髪の毛を放棄できるでしょうか?答えはNOですよね。くせ毛を治している数年間も、恋をしたり、仕事をしたり、人生の大事な時間です。

では、くせ毛が治るまで、出来るだけ髪の毛を綺麗に見せながら、どんな流れで改善していくのかをお話ししたいと思います。初期のうちは、地肌のみを治療し、髪の毛は対処療法で直す方法を取ります。地肌の治療が進むにつれ、髪の毛は対処療法をそれほど駆使しなくても良くなり、最終的に根元から直毛になることを目指します。

<縮毛矯正>
改善を始めたばかりのころは、くせ毛そのものですので、対処療法として縮毛矯正がオススメです。縮毛矯正の長所は、完璧なまっすぐさと、つやつやの髪の毛が簡単に手に入り、しかも切るまで続くことです。

欠点は、髪が伸びてきたら根元がくせ毛であること、縮毛矯正をし続けると髪質が悪くなっていくことです。そして何より、地肌と髪が不健康になるため、将来悪い影響が出かねないのです。あくまで対処療法として利用し、縮毛矯正に頼り続けることは避けましょう。

お金がもったいない、または縮毛矯正なしに我慢できる方は、ヘアアイロンを使ってしのぐのが良いでしょう。完全に満足いく仕上がりにはなりませんが、ある程度は髪の毛が伸びるでしょう。

→縮毛矯正のプロがいる美容室
→オススメのヘアアイロン

<シャンプー>
シャンプーは、地肌や髪を傷める石油系シャンプーはやめて、アミノ酸シャンプーにしましょう。地肌も髪も傷つけず、アミノ酸で髪の毛を補修する優れものです。

せっけんシャンプーも地肌に良いシャンプーですが、石油系シャンプーを使い続けて傷んだ髪にいきなり使うと、痛みがもろに露出し、髪の毛がバサバサになってしまいます。

ちなみに、石油系シャンプーを使い続けているときに、なぜ痛みが露出しないかというと、傷んだ部分をシリコンで埋めているからです。もちろんシリコンで埋めたからと言って傷みがなくなるわけではなく、不健康な髪を健康に見せかけるためのものです。

毛根から補給される髪の栄養はタンパク質で出来ており、アミノ酸シャンプーは、髪の毛にタンパク質の元であるアミノ酸を補給してくれる素晴らしい製品ですが、地肌にもアミノ酸がくっついてしまい、かゆみの元になってしまうため、すすぎを丁寧すぎるほど長時間行う必要があります。

→くせ毛にオススメのシャンプー
→くせ毛に効くシャンプーの仕方

<ドライヤー>
髪の毛を乾かすドライヤーは、マイナスイオンをたっぷり補えるドライヤーが良いです。普通のドライヤーに比べ、髪のしっとり具合が格段に違います。マイナスイオンは地肌にもいい影響を与えますので、くせ毛治療を目指すにあたり、ぜひとも一番最初に買っておいてほしいものです。

→くせ毛にオススメのドライヤー
→くせ毛に効くドライヤーの使い方

<カラーリング>
カラーリングや白髪染めは、くせ毛治療中にはできればしない方がベストなのですが、おしゃれと両立してこその綺麗な髪の毛ですから、カラーリングしながら地肌の治療を目指します。

化学染料でカラーリングや白髪染めをする場合には、自分で行わず、必ず縮毛矯正の時に美容室で同時にやってもらってください。カラーリングと縮毛矯正に使う2液は同じものなので、別々に行うと2液を二回使うことになり、髪が激しく痛みます。カラーリングにヘナを使う場合は、自分で染めても問題ありませんが、染まり方は化学染料ほど強力ではありません。

縮毛矯正をしないで、ヘアアイロンでしのぐ方は、カラーリングは自分で行ってもよいでしょう。ただ、せっかく縮毛矯正を我慢するのですから、カラーリングには化学染料を使わずに、ヘナを使うことをオススメします。

ヘナは天然植物100%のオーガニック素材で、地肌や髪の毛を傷めることのない優れた染料です。ただし化学染料のように強力には染まらず、月日を経るごとに色が薄くなっていきますので、1か月に1回くらいの割合で、染め直す必要があります。

→くせ毛にいいヘナ染料

<スタイリング剤>
スタイリング剤には、オーガニック100%のものを使うことをオススメします。栄養分や油分を補給できるものがいいでしょう。シリコンや香料などの化学物質をたくさん使ったスタイリング剤は、地肌や髪の毛を傷めます。

→くせ毛にいいスタイリング剤