頭皮だけ治そうとしても全身を治さなければ頭皮は治らない
くせ毛は、頭皮を治さなくては直毛になりません。では、頭皮だけ治せばいいのか?頭皮だけ治すことができれば、答えはYESということになります。
しかし、頭皮を治そうとすると、首、首を治そうとすると肩、肩を治そうとすると身体、脚、足と、結局全身を治さなくてはいけないことになります。
頭皮は全身につながっている
頭皮の老廃物は首のリンパ管に流れ、首のリンパ管は肩のリンパ管につながって流れています。
そして、肩のリンパ管は身体につながり、脚、腕など全身のリンパ管に網の目のようにつながっています。
つまり、頭皮の老廃物を流そうとしても、身体のリンパ管がスムーズに流れていなければ、どこかで詰まってしまって流れないのです。
全身のリンパ管はつながっていて、全身のリンパ液をスムーズに流すことが、頭皮の老廃物(ゴミ)がたまった状態を解消し、くせ毛を解消する近道であることが分かります。
筋肉を伸ばすとリンパ液はよく流れる
シャワーや水道のホースを思い出してみて下さい。
ねじれたホースの水は流れにくく、まっすぐに伸ばしたホースの水は流れやすいですよね。それと同じで、リンパ管もねじれていれば流れにくいのです。
リンパ管は、筋肉や皮膚の先までつながっています。つまり筋肉が曲がったりよじれたりしていれば、筋肉に包まれているリンパ管はよじれ、リンパ液の流れは悪くなるのです。
よって、筋肉を伸ばしてよじれを取って、リンパ管をまっすぐに伸ばすことが重要です。
私たちの筋肉はよじれている
私たち人間は、生まれる前にお腹の中にいるときから身体を不自然に曲げ、筋肉がよじれた状態で生まれてきます。
さらに、生活の中で悪い姿勢で座り続けたり、片方だけでバッグを持ったり、現在に至るまで筋肉に色々なくせを付けてしまっています。
よって、意識的に伸ばさなければ、私たちの身体は歳を取るごとに、徐々によじれて歪んでいくことになるのです。
筋肉のよじれを直す方法
(1)姿勢を直そう
姿勢が悪いと、筋肉に変なくせがついてよじれます。例えば・・・
○あごが前に出ている
○左右どちらかの肩が下がっている
○肩が前に出ている
○立つと前かがみになる
○骨盤が開いている
○脚を組む癖がついている
などは代表的なものです。
姿勢を直すことで、これ以上筋肉のよじれを作らないようにしましょう。
(2)ストレッチをやろう
筋肉のよじれはストレッチすることによって、筋肉を本来あるべき形に伸ばすことができ、リンパ管も真っ直ぐになって、リンパ液の流れは良くなります。
ストレッチをすると、とても気持ちがいいですよね。
気持ちいい理由は、筋肉が伸びたことで、血管のよじれやリンパ管のよじれが取れてまっすぐになり、滞っていた血液やリンパ液がスムーズに流れ始めるからなのです。
(3)関節を回そう
関節が硬いと、関節部分で血流やリンパの流れが悪くなります。
関節を回して、関節を柔らかくすることで、血液やリンパ液がスムーズに流れるようにしましょう。
回す関節は
①足首 ②肩 ③首 ④股関節 ⑤膝 です。
→くせ毛に良い関節回し
(4)ヨガをやろう
ヨガは、あらゆる健康法が生まれては無くなる中で、数千年続いてきた、歴史が証明する健康法です。
ヨガのポーズは、筋肉を伸ばすだけでなく、美容・健康・精神向上など、あらゆる効果があります。
くせ毛治療の一環として、取り組まれることをおすすめします。
ヨガ教室がたくさん載っているおすすめのサイト
↓ ↓ ↓ ↓
(5)身体の歪みを取ろう
身体に歪みがあると、筋肉がよじれて、血流やリンパの流れが悪くなります。身体の歪みを取って、血液やリンパ液がスムーズに流れるようにしましょう。
身体の歪みとは、例えば・・・
○両足の長さが違う
○背骨が曲がっている
○両肩が平行でない
○へそが真ん中ではない
○脚がO脚orX脚
○ストレートネック
などです。
身体が歪むと、老化、肩こりや腰痛の原因にもなりますので、ぜひ歪みを取ることをおすすめします。
ヨガは、ある程度歪みを取ることができます。
身体の歪みを取る、専門的な体操や美容法がありますので、ぜひやってみてください。
→くせ毛に良い歪みを取る運動