クイーンズバスルーム薬用トリートメント

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薬用トリートメント

メーカー:ネセサリー株式会社
製品名:クイーンズバスルーム薬用トリートメント
100g当たりの価格:900円
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トリートメント全成分分析


いわゆる普通の水です。
グリチルリチン酸ジカリウム
本トリートメントの薬用成分。植物由来の成分で、抗アレルギー効果、炎症を抑える効果があります。
ヒアルロン酸Na-2
保湿剤。ヒアルロン酸は化粧水などの成分として驚異的な保水力を誇る、超有名な成分です。この「ヒアルロン酸Na2」は、ヒアルロン酸の粒子を細かくしたもので、肌への吸収力を飛躍的に高めています。乳酸菌や連鎖球菌などから作られます。
アルギニン
人間のたんぱく質を構成する必須アミノ酸の一種で、高い保湿力があります。また、成長ホルモンの分泌を促進し、コラーゲンの生成を助けます。
チョウジエキス
チョウジのつぼみから抽出されるエキスで、抗菌作用、消炎作用、血行促進作用、防腐作用があり、肌の赤みや吹き出物を抑える効果、育毛効果が期待できます。
冬虫夏草エキス
冬虫夏草という大変高価な漢方薬から抽出されるエキスで、頭皮に栄養と活力を与えるとともに、男性ホルモンを抑制し脱毛を防止して、髪を美しく豊かに保ちます。この贅沢な成分を配合したことが、このトリートメントの最大の特徴です。
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・メタクリル酸ブチル共重合体液
保湿剤。もともと医療用の人工皮膚や人工臓器のために開発された成分で、皮膚のバリア機能を高めるとともに、非常に高い保湿力があります。細胞膜を構成する成分と似た成分のため、肌になじみやすく、安全な成分です。
含硫ケイ酸AI
海底などの泥から採れる安全な美容成分。クレイによる吸着作用があり、毛穴の汚れや余分の皮脂を取り除く効果が期待できます。
水添ナタネ油アルコール
髪にバリアを張り触感を良くする成分。乳化安定剤として、水分と油分が分離しないよう安定させる機能もあります。菜種由来の安全な成分です。
高重合ジメチコン-1
シリコンオイルの一種で、髪や肌に付着し、手触りをツルツルにして、艶を出します。化学合成で作られる成分。
BG
保湿剤で、エキスの抽出にも使われます。抗菌作用があるので、防腐剤としても有用です。化学合成で作られますが、安全な成分です。
塩化アルキルトリメチルアンモニウム
陽イオン界面活性剤で、髪や肌に吸着してツルッとした感触を出します。
ヒマワリ油-2
化粧品用に改良されたひまわりから採取されたヒマワリ油で、通常のヒマワリ油よりオレイン酸を豊富に含んだ脂肪酸。保湿作用、保護作用があり、保水効果、髪や肌を保護する効果が期待できます。
ミリスチルアルコール
水分と油分が分離しないように安定させる乳化安定剤。エモリエント剤として、軟化作用により、髪や肌を柔らかい触感にする効果があります。ヤシ油・パーム油由来の安全な成分です。シクロペンタシロキサン
シリコンオイルの一種で、髪や肌に付着し、手触りをツルツルにして、艶を出します。化学合成で作られる成分。
植物性スクワラン
人の体内でも作られている保湿剤で、肌の表面を覆って肌を守っていますが、年齢とともに減少し、肌の老化の一因となる。ベニバナ、オリーブなどの天然成分から抽出されたオイルで、肌によくなじむ優れた保湿成分です。
濃グリセリン
保湿剤。グリセリンになる前の成分で、水で薄めるとグリセリンになる。効能はグリセリンと全く同じで、肌や髪の保水に効果がある。天然油脂由来の安全な成分です。
親油型ステアリン酸グリセリル
植物由来の脂肪酸であるステアリン酸と、超メジャーな保湿剤であるグリセリンとを化学合成して作られる安全な成分。髪や肌の水分の蒸発を抑えて保水し潤いを保つと同時に、皮膚を柔らかくしてなめらかにする効果があります。
ヤシ油脂肪酸アシルアルギニンエチル・DL-PCA塩
抗菌作用があり、炎症を抑える効果、かゆみを抑える効果、臭いを抑える効果が期待できます。ヤシ油・パーム由来の成分です。
クエン酸
梅干し、レモンやみかんなどの柑橘類に含まれる酸っぱい成分。ph調整が主な役割ですが、収れん(肌を引き締める)効果、新陳代謝促進効果などの働きもします。でんぷんや糖を発酵させて作られる、安全な成分です。
フェニキシエタノール
毒性が極めて低い防腐剤。しかしゼロではないので、出来るだけ配合してほしくない成分ですが、品質を保つためにやむを得ないところではあります。
香料
ブルガリの香水のような、ものすごくいい匂いがします。地肌を健やかにするためにはならない成分と推定されますが、オシャレを楽しむためには許容範囲でしょう。

くせ毛.netの見解

髪や頭皮を健康にして元気にする成分と、髪を綺麗に見せるための成分、髪の手触りを良くする成分、素晴らしい香りなど、あらゆる理想を全て配合したトリートメント

頭皮改善だけを狙ったトリートメントには絶対に配合されない「ブルガリの香水ような香料」が入っているのも、治療一辺倒ではなくオシャレをしながら治療する、というコンセプトが垣間見えます。

このトリートメントを使うと、柔らかくてツルツルの髪に仕上がります。

当トリートメントは、今の髪の毛の綺麗さも妥協したくない、そして将来に向けたくせ毛治療と両立させたい、そんな人に向いているトリートメントです。

残念な点

結構あります。シリコーン、陽イオン界面活性剤、フェニキシエタノール、香料です。

シリコーンについては「ノンシリコン」という言葉が有名になるほどの代物です。

しかし、実はシリコンは化学的に安定しているため、理論的には害はなく、体内に滞留することもなく体外に流れてしまいます。

よって、「シリコーンは身体に優しい安全な成分だ」と言い切るメーカーもあります。

それが、あれほど嫌われるのは、私たち人間が経験則として本能的に「体に良くない」と感じているのかもしれません。

髪の手触りを良くするために重要な成分ですが、見解が分かれる成分なので、くせ毛.netではあえておすすめはしない成分です。

陽イオン界面活性剤は、髪のツルツル感を演出する素晴らしい成分ですが、頭皮には出来るだけ触れさせたくない成分です。背中の吹き出物の原因にもなるので、注意が必要です。トリートメントを流した後、そのまま風呂を上がらずに、身体をシャワーで念入りに流すか、湯船に浸かることをおすすめします。

香料に関しては、シャンプーに合わせて高級な香りが配合されています。頭皮の健康よりも心の豊かさを優先した結果と言えます。どちらが良いとは言えません。

フェニキシエタノールに関しては、品質を保持することを優先した結果でしょう。もちろん入っていない方が良いです。ただし、品質が変わってしまえば、そちらのデメリットの方がはるかに大きいと言えます。これも、どちらが良いとは言えません。

このトリートメントの使い方(注意点)

髪の毛には最高のトリートメントです。しかし頭皮改善にはあまり向きません。

よって、頭皮の治療はシャンプーに全部任せて、トリートメントには髪質の良化に専念させることをおすすめします。

このトリートメントのメーカーホームページには「頭皮を潤す」と書いてありますが、頭皮に塗ることはおすすめしません。

髪の毛だけにトリートメントを塗って、頭皮に塗る必要はありません。すぐには浸透しないので、最低2~3分は置きましょう。

使い方を間違えなければ、素晴らしい髪質、手触り、香りが楽しめ、大きな満足感を得られると思います。

以上、クイーンズバスルーム薬用トリートメントは、くせ毛治療の根本治療をしつつ、今日の髪質も大事にしたい、そんな方に自信を持ってお勧め出来るトリートメントです。

デート時など、勝負の日だけに使うという方法もお勧めです。

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